脳ドック

脳ドックでは、頭部MR検査(MRI、MRA)、血圧脈波検査、血液・尿検査を行います。

このような方に受診をおすすめします
  • 脳卒中の危険因子がある(高血圧、糖尿病、喫煙、脂質異常症、高尿酸血症
  • 肥満、メタボリックシンドローム、アルコール多飲など)
  • くも膜下出血など、脳卒中の家族歴がある
  • 片側の手足の動きが悪い
  • 片側の手足や顔がしびれる
  • 頭痛・頭重感や吐き気がある
  • めまいがする
  • 耳鳴りがする
  • もの忘れがひどくなった

その他にも気になる症状がある方はご相談下さい。

頭部MR検査を行うことができない方
  • ペースメーカーや人工内耳など、体内電子機器のある方
  • 高度の閉所恐怖症の方
  • 体内に磁性体金属が埋め込まれている方
    (チタン、プラチナ、金は検査可能)
  • 妊娠している方
  • 血管内ステントを留置後間もない方
  • 1970年以前に心臓人工弁置換術をされた方
  • 入れ墨やアートメークのある方
  • 磁石部分が着脱不能な義歯を装着している方

検査方法(頭部MR検査)

MR検査は、強い磁石と微弱な電波を利用した検査で、放射線被曝の心配はありません。

頭部検査の場合、15~20分ほど仰向けのまま動かないで頂き、CT検査と同様に円筒状の装置の中で撮影します。CTと異なり、骨に囲まれた部位でも鮮明な画像が得られますが、撮影中に大きな音がします。

MR検査には、MRI検査とMRA検査があります。

MRI(磁気共鳴断層画像)検査
脳の断面画像を作成する検査で、脳血管障害、脳腫瘍、脳血管奇形など様々な病変が発見され、脳の萎縮の程度もわかります。
MRA(磁気共鳴血管造影)検査
造影剤を使わずに脳動脈を鮮明に画像化し、動脈硬化の程度、狭窄や閉塞の有無、くも膜下出血の原因となる脳動脈瘤の有無などを判定します。

検査方法(血圧脈波検査)

動脈硬化の程度を調べる検査です。

● 脈波伝播速度(PWV): 動脈の硬さをみる検査で、心臓の拍動によって生じる波動(脈波)が、動脈を伝わる速さを計測します。動脈の弾力性がなくなってくると脈波は早く伝わるようになります。
● 足関節・上腕血圧比(ABI): 動脈のつまり具合をみる検査で、足首の収縮期血圧÷上腕の収縮期血圧の値を算出します。動脈の狭窄や閉塞の有無が推定でき、閉塞性動脈硬化症の発見に非常に役立ちます。

脳ドックの予約

単独頭部MR検査コース 脳ドック単独で受診するコースです。

ご予約は、お電話(03-3469-1163)で受け付けております。

脳ドック料金:58,300円(税込)
脳ドック項目:MRI、MRA、血圧脈波検査、採尿、採血、血圧、結果説明

オプション頭部MR検査コース 人間ドック 当日にオプション検査として受診するコースです。

ご予約は、人間ドック予約またはお電話(03-3469-1163)で受け付けております。

人間ドック料金:64,900円
脳ドックオプション料金:44,000円(一般)
脳ドックオプション項目:MRI、MRA、血圧脈波検査

結果は後日郵送になります。
ご希望により当日結果説明(要予約)も受けられます。
結果説明代:3,300円 

検査の流れ(単独頭部MR検査コース)

  1. 問診
  2. 採尿
  3. 血圧
  4. 採血
  5. 血圧脈波検査
  6. MRI・MRA検査
  7. 専門医による結果説明