当センターは、女性の方に安心して受診していただけるよう心がけています。
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女性の方のニーズにお応えし、婦人科は専門医により、毎日実施しております。
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医師診察時は、女性スタッフが必ず同席いたします。
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オーバーガウンやブランケット、更衣室に綿棒、あぶら取り紙、歯ブラシ、マウスウォッシュなどをご用意しております。
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女性の案内係が健診終了まで、すべてご案内します。
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女性の保健師、栄養士による栄養指導、食事指導がご希望により受けられます。
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大型プラズマクラスターを館内に53台設置しています。24時間稼動し、常に清潔を保っています。
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お茶、お水、オレンジジュースなどお飲み物をご用意しております。
日本女性の癌の中で患者数が最も多いのが乳癌です。
乳癌の患者数は増え続けており、現在約20人に1人の女性が乳癌を経験すると言われています。また、子宮癌には子宮頸癌と子宮体癌があり、子宮頸癌は比較的若い方に多く、子宮体癌は年配の方に多いと言われています。
卵巣癌はあらゆる年代の方に発症する可能性があります。早期は症状がない事が多いと言われています。
これらの癌は定期的に検査を受ける事により、早期発見・早期治療が可能です。
マンモグラフィ検査
検査項目 | 検査内容 |
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マンモグラフィ (乳房X線検査) |
乳房専用装置で異常の有無を調べます。
乳がんの中には、マンモグラフィでないと判らないものもあります。
乳腺を見やすくするために広げ、圧迫して撮影するので痛みを伴うことがあります。 【マンモグラフィをお勧めする方】 ・血縁関係に乳がんの既往がある方 ・良性疾患がある方 ・一度も検査されたことがない方 ・乳がんが気になる方 ・その他リスクがある方 40歳以降の女性に2年に1回程度の検査が推奨されています。 【マンモグラフィ検査に不向きな方】 ・授乳中の方 ・断乳直後の方 ・豊胸手術を受けられた方 ・乳房手術後で専門医による経過観察中の方 ・定期的に専門医で検査を受けられている方 ・心臓ペースメーカーを装着されている方 |
3Dマンモグラフィ (トモシンセシス) |
上記のマンモグラフィの撮影に加えて、3Dマンモグラフィ(トモシンセシス)の撮影を行います。 乳房を圧迫して多数の角度から撮影し、乳房の断面像を1mm単位で作成するので、乳腺の重なりが少なくなり、小さな乳がんも見つけやすくなります。 乳腺が多い方、乳房に厚みがある方にお勧めします。 圧迫時間は10秒程度です。3Dマンモグラフィ(トモシンセシス)のみの撮影は出来ません。 |
※乳房超音波検査は人間ドックの基本項目に含まれています(女性検査技師が対応します)。
婦人科健診
検査項目 | 検査内容 |
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内診(スクリーニング超音波検査含む) |
外陰・膣の視診および双合診により子宮・卵巣の触診、またスクリーニング超音波検査も行い、簡単に子宮・卵巣の大きな病変の有無を調べます。 内診の際に医師の判断によりオプション超音波検査をお勧めすることがあります。 |
子宮頸癌検査 |
子宮頸部の細胞を採取し、子宮頸癌などの有無を顕微鏡で調べます。 子宮全摘術後の方には、膣断端部の細胞を採取し検査を行います。 ※生理中およびビデ使用直後の受診は、細胞診の正確性を下げるおそれがあるため避けてください。 |
下記の検査も希望制で受診することができます。
検査項目
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検査内容
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子宮卵巣超音波検査
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超音波を発する細い筒状の器具により、子宮や卵巣の異常の有無を調べます。
(卵巣腫瘍、子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜症、子宮体癌などがわかります) 子宮および卵巣・卵管の小さな病変の有無や病変の大きさ・性状を詳細に評価いたします。 画像診断結果は、検査終了後にモニターを用いて婦人科担当医がご説明いたします。 また、複数回ご受診の方には、前回画像との比較説明も適宜行います。 |
子宮体癌検査
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子宮体部の内膜細胞を採取し、子宮体癌などの有無を顕微鏡で調べます。 ▼このような方に検査をおすすめします。 最近6ヶ月以内に不正出血(点状出血や茶褐色帯下も含む)があり、下記の条件にあてはまる方 ① 年齢50歳以上 ② 閉経期以降 ③ 30歳以上の未産婦で生理不順の方 ・スクリーニング超音波検査の結果により、医師が検査をお勧めすることがあります。 ・検査には多少の痛みと出血を伴い、ごくまれに翌日以降に発熱・下腹痛などがみられることがあります。 ※妊娠の可能性のある方または生理開始1週間以内の方はお受けいただけません。 |
CA125(腫瘍マーカー)
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当日の血液検体を用いて測定します。卵巣腫瘍、子宮内膜症などで高値を示します。
※妊婦や生理開始1週間以内の方は高値となる可能性がありお受けいただけません。 |
クラミジア検査
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当日の血液または子宮頸管より採取した検体を用いて、性感染症であるクラミジアの感染有無を調べます。
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HPV(ヒトパピローマウイルス)検査
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子宮頸癌の原因となりうるハイリスクHPVの感染有無を調べます。検体の採取法は、頸部細胞診と同様です。細胞診と一緒に検査することにより、子宮頸部上皮内腫瘍(異形成)、子宮頸癌をほぼ見逃しなく検出することができます。
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基本項目 | 料金 |
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一般料金 | 64,900円 |
検査内容 | 料金 |
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マンモグラフィ(乳房X線検査) | 5,500円 |
3Dマンモグラフィ(トモシンセシス) | 8,800円 |
※乳房超音波検査は人間ドックの基本項目に含まれています(女性検査技師が対応します)。
婦人科健診
検査内容 | 料金 |
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婦人科健診(内診、子宮頸部) | 6,600円 |
下記の検査も希望制で受診することができます。
検査内容 | 料金 |
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子宮卵巣超音波検査 | 3,300円 |
子宮体癌検査 | 6,600円 |
CA125(腫瘍マーカー) | 1,100円 |
クラミジア検査 | 3,300円 |
HPV(ヒトパピローマウイルス)検査 | 5,500円 |
予約方法には、お電話とインターネットの2種類をご用意しております。
また、婦人科健診について女性医師をご希望の方は予約時にお申し出ください。